研究課題
挑戦的萌芽研究
実際に飛翔しているサッカーボール周りの渦流れを可視化,検討するため,発煙物質をボールに薄く塗布してキックさせ,後方から高速ビデオカメラ(1000 fps)で撮影した. ボール後流の2次元ベクトル図では,渦の大規模構造として1対の渦対が観察されるフェイズと,複雑に渦が混在しているが,大規模構造が不明確なフェイズがみられた.この渦対の大規模構造に,翼端渦のアナロジーを適用すると,ダウンウォッシュに関連した揚力の発生が推測された.この大規模渦対構造による揚力は,ボール進行長軸を軸方向として,ゆっくり回転する場合があり,その場合は,ボールがゆっくり揺れる原因の一つになる可能性があると考えられた.
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Part P : J Sports Engineering and Technology, IMechE
巻: (In print)
International Journal of Sports Sciences & Coaching
巻: 8(1) ページ: 63-76
10.1260/1747-9541.8.1.63
SpringerPlus
巻: 2 ページ: 171
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Sports Technology
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The Engineering of Sport 9
巻: 34 ページ: 122-127
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巻: 27 ページ: 727-733