研究課題
前年度から引き続き、日本におけるエリートアスリートのエリートスポーツ環境(アスリートをエリートアスリートへと成長させ、専門スポーツにおいて最高水準の活躍を達成し続けることを可能とする社会・組織環境)に対するデータの分析を進めた。スコアリングメソッドという方法論を用いてエリートアスリートの競技環境の「見える化」を試みた。主要な国際競技大会においてベスト8以上の成績をおさめた経験のあるアスリートは、ベスト8に入れないアスリートよりも「スポーツ政策の組織・構造(コミュニケーション)」「タレント発掘・育成」「国際・国内競技大会」の環境スコアの差異があることが明確となった。成果は、「Success Drivers in the Japanese Elite Sport System: An Examination Based on Evaluations of the Elite Sport Climate by Elite Athletes」として「Asia Sport Management Review 2014」に掲載された。
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Asian Sports Management Review
巻: 7 ページ: 61-98