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2013 年度 研究成果報告書

モーニングサージ型早朝高血圧症等の血圧の日内変動と 身体活動・体力との関連

研究課題

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研究課題/領域番号 23650437
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関流通経済大学

研究代表者

大槻 毅  流通経済大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20375372)

研究期間 (年度) 2012 – 2013
キーワードウォーキング / 収縮期血圧 / 就寝時血圧 / 柔軟性 / 身体活動量 / 抵抗性運動 / モーニングサージ
研究概要

本研究では,中高齢者のべ 243 人を対象に,24 時間血圧,起床後 2時間における収縮期血圧(SBP)の上昇(モーニングサージ),筋力づくり運動(抵抗性運動)時およびウォーキング時の血圧を測定し,日常生活における身体活動量および体力との関連を検討して,以下の知見を得た.
1.24 時間における SBP の平均値およびモーニングサージと運動時の心拍数上昇との間に正の相関関係が認められた
2.就寝時における SBP の最低値と身体の柔軟性との間に正の相関関係が認められた.
3.抵抗性運動時の SBP 上昇は,加齢に伴い増大したが,日常生活における身体活動量が多い者では小さかった.
4.ウォーキング時の SBP 上昇は,より高齢の世代では気温が低い日に,比較的年齢が低い世代では体格指数(BMI)が高い者で大きい傾向にあった.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 身体活動量の増加は,動脈スティフネスおよび圧受容器反射感受性を改善して,抵抗性運動時における心血管負荷上昇の加齢に伴う亢進を抑制する2013

    • 著者名/発表者名
      大槻 毅
    • 学会等名
      第77回日本循環器学会学術集会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜(神奈川県)
    • 年月日
      2013-03-17
  • [学会発表] 加齢に伴い身体活動量が低下して動脈機能が低下すると,抵抗性運動時の心負荷上昇は亢進するか?2012

    • 著者名/発表者名
      大槻 毅
    • 学会等名
      第67回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      長良川国際会議場(岐阜県)
    • 年月日
      2012-09-15
  • [学会発表] 中高齢者のウォーキング中における血圧予測方法の検討2012

    • 著者名/発表者名
      石井 奈々子
    • 学会等名
      第67回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      長良川国際会議場(岐阜県)
    • 年月日
      2012-09-15
  • [学会発表] 中高齢者における抵抗性運動時の血圧上昇と年齢,動脈機能,身体活動量との関連2012

    • 著者名/発表者名
      大槻 毅
    • 学会等名
      日本体育学会第63回大会
    • 発表場所
      東海大学(神奈川県)
    • 年月日
      2012-08-22
  • [備考] 龍流連携研究事業:「今日の血圧予報」に基づく運動処方システムの構築.茨城県龍ヶ崎市広報誌(りゅうほー),2013 年 6 月後半号,8-9.(印刷中)

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公開日: 2014-09-25  

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