研究課題
挑戦的萌芽研究
上下顎全部床義歯装着者に対して咬合高径の異なる2種類の義歯を装着し咬合力および頭皮上電位を計測・解析したところ、「3mm低下義歯」は「使用義歯」より有意な咬合力の減少が認められ、ガム咀嚼後ネガティブな感性が有意に増加し、ポジティブな感性は有意に減少した。また、「使用義歯」の方がガム咀嚼後に頭皮上電位分布が滑らかになる傾向が認められた。咬合高径が低下した義歯の使用は咀嚼機能の低下を招き、感性を低下させるものの、義歯補綴治療により、脳機能を活性化させる可能性が示唆された。
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Journal of Oral Rehabilitation
巻: vol.40 ページ: 119-129
DOI:10.1111/j.1365-2842.2012.02316.x.