研究課題
挑戦的萌芽研究
中国南西部・雲南省の市場において植物や染織品に関する少数民族伝統知識の現地調査を行った。この過程で現在日本で用いられる薬草、食草との同等または近い関係が見いだされる一方、独特の植物の利用が明らかになった。この一部は高い抗酸化活性を示し健康食品としての可能性が示唆された。ラックカイガラムシによる天然色素についてはレジンの利用が工業化され、染織には現在ではほとんど使われていないことが明らかとなった。一方で刺繍技法の中には日本でも西洋でも見られない技法が存在していた。これら共通点や異なる点は、同じ地理、気候のわが国で利用可能なあたらしい天然資源や技術の開発に利用できると考えられた。
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