研究課題/領域番号 |
23650515
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (50216909)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 科学教育 / 教育工学 / 情報の理 / 情報基礎 |
研究概要 |
現代社会における情報通信機器の浸透は著しく,人々は社会インフラとしての情報通信技術に強く依存せざるを得ない.したがって,次世代情報化社会において,複雑化する社会情報基盤を支える情報通信技術の基本原理について広く教育啓蒙することは,極めて重要である.2003年にスタートした高等学校の教科「情報」でも,「情報の科学的理解」を重視しているが,教材・教具等の整備が遅れており,現場の高校教員からは敬遠されているのが実情である.本研究では,「情報の科学的理解」を純化した「情報の理(ことわり)」を探求する学問である情報理学を広く一般に浸透・定着させるために,特に小中高校生を対象とした,教材・教具の研究開発を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
教材作成業者との緊密な連携により、デジたま教材/教具の洗練化を行い、講座で実際に使って判明した情報をフィードバックしさらなる洗練化を行なうなど、教材/教具の開発が順調に進んだため。
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今後の研究の推進方策 |
前年度に開発した教材/教具を使って、小学生相手の講座を開催し、さらなる問題点/改良点の洗い出しを行なう。
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次年度の研究費の使用計画 |
教材/教具開発費。学生アルバイト謝金。学会参加のための旅費・登録料などに使用する計画である。
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