「情報の理」を探求する学問である情報理学を広く一般に浸透・定着させるために,特に小中高校生を対象に「デジたま」と名付けた教材・教具の研究開発を行った.まず,従来作成してきたアンプラグド教具を再検討し,使いやすい教具の設計と作成を行った.一方,日頃使用するICT機器とその仕組み/原理との繋がりを子供たちに明確に意識させるため,それらのアンプラグド教材を代替するWebアプリの開発を行なった.これにより,通常はiPad等を用いておき,ポイントでのみアンプラグド教材を用いる,というやり方が可能となった.以上の教材・教具を用いて出前講義を行ない,その結果をフィードバックして,教材・教具の改良を行なった.
|