研究概要 |
本研究のゴールは,協同学習において活動内容のノートを的確に作成し,それを協同学習の遂行に活かしていくためのノート・テーキングスキルの育成を支援することである.具体的には以下の3点に取り組んだ.(1)協同学習に特化したノート・テーキングに関する基礎的検討,(2)上記スキルの訓練手法の提案,(3)上記訓練手法を実施するための学習支援ツールの試作である.基礎的検討の結果,感情的動き,議論の分岐点,等を記録するとともに,事実の多声的検討結果を記録することの重要性が明らかになった.そこで,そのような記録支援するツールとして多声的ノート,議論カードを試作し,効果の検証をおこなった.
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