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2012 年度 実績報告書

拡張現実感を用いて学習者の内的状態を可視化する同期型遠隔教育システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23650530
研究機関東京工業大学

研究代表者

西原 明法  東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (90114884)

研究分担者 荒 優  東京大学, その他の研究科, 研究員 (60612439)
キーワード遠隔教育・同期型 / 画像解析 / 拡張現実感 / 可視化
研究概要

同期型遠隔教育において,コミュニケーション情報の量・質の低下が原因で,指導者が十分な学習者情報を取得できずに授業を進めてしまい,効果的な介入を行うことが出来ず,学習者の満足感や学習効果を下げてしまうという問題が起きている.そこで本研究では,同期型遠隔教育に対する熟達度によらず,学習者への効果的な介入を行うのに十分な学習者情報を提供する同期型遠隔教育システムを開発した.
システムは(1)学習者の内的状態推定アルゴリズム,(2)学習者状態のARによる可視化,の2つのサブシステムで構成した.学習者の内的状態推定アルゴリズムの開発においては,人の頭部位置から学習状態を推定する方法を開発し,一定の精度で学習状態を推定できることを確認した.また,学習者状態のARによる可視化においては,ARを用いることで,学習者状態の把握をより容易にできることを確認した.
結果として,同期型遠隔教育において,学習者状態をARを用いて可視化して提示することにより,教員による学習者状態の把握を支援できることを確認した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 同期型遠隔教育における学習者動作把握支援システム2012

    • 著者名/発表者名
      荒優,西原明法
    • 学会等名
      日本教育工学会第28回全国大会
    • 発表場所
      長崎大学(文教キャンパス)
    • 年月日
      20120915-20120917

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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