研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、tRNaseZLのsgRNAとなる新たな細胞内および血漿中のRNAを探索し、そのRNAががん病態とどのような関係にあるかを解析することである。健常人および骨髄腫患者の末梢血単核細胞由来の5から35塩基のRNA種の存在頻度の解析から、骨髄腫患者のRNA試料に有意に高頻度、あるいは低頻度で存在するsgRNAとなりうるRNA種を多数発見した。これらのRNA種は形質細胞のがん化機構に何かしら関係しているのかもしれない。