研究課題
挑戦的萌芽研究
5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C>A)を臨床現場で迅速検出する方法を開発した。さらに、ALAを用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断と治療の効率をさらに向上させるために、ABCG2を効果的に阻害する薬を見出した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (22件) (うち招待講演 3件) 図書 (5件) 備考 (2件) 産業財産権 (3件) (うち外国 1件)
Photodiagnosis and Photodynamic Therapy
巻: vol.10 ページ: 42-50
10.1016/j.pdpdt.2012.06.003
Journal of Pharmaceutical Science
巻: vol.102 ページ: 3058-3069
10.1002/jps.23563
Methods in Molecular Biology
巻: vol.1015 ページ: 55-69
10.1007/978-1-62703-435-7_3
Chemotherapy
巻: Vol.59 ページ: 260-271
10.1159/000357772
ALA-Porphyrin Science
巻: vol.1 ページ: 27-35
巻: vol.9 ページ: 204-214
10.1016/j.pdpdt.2011.12.004
Pharmaceutics
巻: vol.2 ページ: 615-635
10.3390
http://www.youtube.com/watch?v=IwO99s_0eUE
http://ganshien.umin.jp/public/research/spotlight/ishikawa/