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2013 年度 研究成果報告書

カーボンナノチューブと組換えアデノウイルスによる高効率遺伝子導入法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 23650623
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床腫瘍学
研究機関信州大学

研究代表者

武田 貞二  信州大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (90334896)

研究分担者 齋藤 直人  信州大学, 医学部, 教授 (80283258)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードドラッグデリバリー / アデノウイルス / カーボンナノチューブ
研究概要

組換えアデノウイルス(Adv)を感染させることによって目的遺伝子を細胞内に導入する方法は広く用いられている。今回の研究ではAdvにカーボンナノチューブ(CNT)を前処理すると、培養細胞において遺伝子導入効率が数倍から数百倍に増強されることが判明した。AdvとCNTが複合体を形成することによって、Adv単独の場合とは異なる経路で効率的に遺伝子導入がなされるものと推察された。このCNTによる遺伝子導入増強効果は浮遊細胞でも確かめられ、さらに腫瘍組織への直接投与という動物実験でも同様の増強効果が証明された。以上から、CNT-Advを用いた新たな遺伝子導入法が多くの分野で有用であると考えられる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 組換えアデノウイルスを用いた未分化甲状腺癌遺伝子治療におけるカーボンナノチューブによる増強効果2012

    • 著者名/発表者名
      大久保 洋輔, 武田 貞二, 西尾 真一, 山崎 雅則, 鈴木 悟, 駒津 光久
    • 学会等名
      第55回日本甲状腺学会
    • 発表場所
      福岡県福岡市
    • 年月日
      2012-11-29
  • [学会発表] アデノウイルスを介した遺伝子導入におけるカーボンナノチューブによる増強効果2011

    • 著者名/発表者名
      武田 貞二, 西尾 真一, 山崎 雅則, 鈴木 悟
    • 学会等名
      第70回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      愛知県名古屋市
    • 年月日
      2011-10-05

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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