研究課題
挑戦的萌芽研究
海水中の蛍光性溶存有機物(海洋性腐植様蛍光物質)に由来する蛍光強度は見かけの酸素消費量と同様な海洋学パラメーターと成りうる事が示唆されている。そこで、本研究では外洋域において、insitu蛍光光度計を用いた海洋性腐植様蛍光物質の高解像度分析の可能性を評価した。その結果、insitu蛍光光度計を用いて外洋域の海洋性腐植様蛍光物質の分布を評価する事は可能であり、それから得られる蛍光強度は新海洋学パラメーターとして有用である事を示唆した。
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月刊海洋
巻: 44 ページ: 486-491