研究課題
挑戦的萌芽研究
成層圏エアロゾル層の観測を飛躍的に発展させるために,安価で,観測装置および大気試料の回収が可能な観測プラットホームを開発した。観測装置を搭載した翼幅約3mのモータグライダーに,エアロゾル計数装置,エアロゾルサンプラーを搭載し,ゴム気球で飛揚,目的最高高度で気球を分離し,地上基地に自動で最適航路を選択しながら帰還させる。システム開発を国内における実験で行い,実地観測を南極昭和基地において,2013年1月に実施した。小型ゴム気球により,観測を行いながら飛揚したのち,気球を分離し,観測拠点まで自律帰還させることに複数回成功した。観測最高高度は成層圏下部に達する高度10kmであった。
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福岡大学理学集報
巻: 44巻 ページ: 45-52
Journal of Unmanned System Technology
巻: Vol.1, No.2 ページ: 37-42
Technology (APISAT-2013)
http://www.aero.kyushu-u.ac.jp/fdl/latestreports.html
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20130305.html