研究課題
挑戦的萌芽研究
放射線1Svの被ばくによる、小頭症を伴う精神遅滞の発症は放射線発がんに比較して10倍近くの高い放射線リスクである。1Gyおよび2Gy照射によりマウス胎仔の大脳basal側神経幹細胞にアポトーシスが見られ、同時に、顕著な小頭症が発症した。また、神経幹細胞を供給するapical側にもアポトーシスがおこり、中心体が局在する構造が破壊された。中心体の維持能力を消失したナイミーヘン症候群患者で見られる小頭症と同様の機構で、放射線小頭症が起こっていると思われる。
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Mol Cell
巻: 43 ページ: 788-797
DOI:10.1016/j.molcel.2011.07.026
Mutat Res
巻: 716 ページ: 27-32
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http://www.rbc.kyoto-u.ac.jp/index.html