研究課題
挑戦的萌芽研究
発がんへの寄与が明らかとなっている腸管幹細胞(Lgr5 陽性細胞)に着目し、組織幹細胞とその子孫細胞を長期間追跡する手法を利用して、放射により誘発される腸管組織のターンオーバーを定量的に評価する方法を確立した。幹細胞の組織内動態の観察により、照射後に大腸幹細胞が顕著に減少し、その後新たに幹細胞が合成されることを見出した。この幹細胞を中心とした組織動態は放射線によるがん化過程の機構を知る上で重要である。
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Radiation Research 2013
DOI:10.1667/RR3253.1