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2012 年度 研究成果報告書

特定化学物質PFOSの血液高蓄積機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23651053
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関九州大学

研究代表者

大嶋 雄治  九州大学, 農学研究院, 教授 (70176874)

研究分担者 島崎 洋平  九州大学, 農学研究院 (40363329)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワードPFOS 結合タンパク質 / 魚類 / 血液
研究概要

トラフグにPFOS-を腹腔内投与した結果、血漿中PFOS濃度は1日目に728 ng/mLと急激に増加し、14日目でも861 ng/mLであった。肝臓と体表粘液は経日的に増加し、14日目ではそれぞれ278 ng/g、690 ng/gとなった。しかし、筋肉、生殖腺、皮膚ではほとんど増加しなかった。体内に取り込まれたPFOSは、血漿中に蓄積され、一部は肝臓中に蓄積され、徐々に体表粘液中に排出されると考えられた。また、PFOS曝露トラフグ血漿の硫安画分(塩濃度55-80%)で高濃度のPFOSが検出され、結合試験の結果と一致したことから、本画分にPFOS結合タンパク質が存在することが示された。

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公開日: 2014-09-25   更新日: 2015-11-26  

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