研究課題
挑戦的萌芽研究
蒸着重合法によるキラル高分子薄膜の作製可能性について検討を行った。ラセミ体モノマーを用いたポリアミドにおいて、ヘリックス構造を有することが赤外吸光分析から明らかになり、局所的には選択的に特定の光学異性体のみが付着・重合していることが示唆された。以上の結果より、蒸着重合がキラル高分子薄膜の作製手法となり得ることが示された。また、水晶振動子式マイクロバランス(QCM)を利用した薄膜成長過程のその場観察により吸着・配向に関する基礎パラメータを評価した。
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電子情報通信学会技術報告
巻: Vol. 112 ページ: 1-6