研究課題
挑戦的萌芽研究
分岐型のポリカプロラクトン架橋体の形状記憶特性を利用した、新しいマイクロ流路のチャネル開閉操作を実現した。形状記憶特性は、予め作成したモールドを材料表面に押し当てて、そのモールド形状の固定化と温度変化後の回復率を調べることによって評価した。その結果、僅かな圧力で形状が記憶され、回復率がほぼ100%であった。マイクロパターンを用いて流路を作成し、局所加熱装置を用いた流路操作を行った。その結果、温度変化のみでチャネルの形成や方向の変更ができることが分かった。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Soft Matter
巻: 9 ページ: 3074-3080
doi:10.1039/c3cp50165e
http://www.nims.go.jp/bmc/group/smartbiomaterials/