研究課題
挑戦的萌芽研究
消火剤の火源への輸送方法を工夫することで消火剤の消火効果の増大と消火活動による二次的な被害の抑制を目指すExtinguishing Agent Deliveryというコンセプトに基づく新しい消火法として,ゴム風船を用いた不活性ガス消火法について実験的に検討した.その結果,その消火特性は,完全消火が達成できる不活性ガスの最小体積つまり消火限界Vexの値によって決まる熱容量ρCpVexで,液体燃料の単位質量あたりの発熱量Qを除したQ/ρCpVexの値が,火炎規模が決まると1つの値を示すことがわかった.これはゴム風船消火での消火成功が,不活性ガスの熱的効果によって達成されていることを示している.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration
巻: Vol.7, No.3 ページ: 168-172
http://www.sice.jp/pub/vol7no3.html#paper6
Visualization of Mechanical Process
巻: Vol.1(4) ページ: 1-16
10.1615/VisMechProc.v1.i4.70
http://www.jsme.or.jp/ted/NL71/TED-Plaza_Torikai.htm