<モデル製作> 昨年度から引き続き、大型船モデルの船体の製作(横移動装置と推進装置の組入れ)を継続した。大型船モデル、タグボートモデルの動力制御に関わるヒューマンインタフェース部(推力指示に対応するモータ制御信号を発生)を作成した。 <評価実験(予備)> 位置計測装置の動作確認として、既存モータボートによる複数人による操縦航跡を取得した。同一の外力環境下においても、船舶の操縦について個人の差異があることが確認できた。 <習熟過程のモデル化と訓練要件> 失敗の経験に着目した技量の習熟過程についてのモデル化を検討し、併せて失敗の経験を明示的に組み入れる訓練シナリオの検討を行った。 <今後の課題・研究の継続> 本助成のプログラムはここで終了するが、モデル製作と保守に必要な資機材の確保がなった。今後もモデルの完成に向けた製作とブラッシュアップ、習熟過程に関する評価実験を継続する。
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