研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞機能は厳密にコントロールされた mRNA 量のバランスによって成立している。mRNA を転写する RNA polymerase II(RNAPII)は、触媒サブユニット RPB1 のリン酸化により分類される。ゲノムワイドな RNAPII のリン酸化レベルと mRNA 発現量の関係は未だに不明である。我々はリン酸化 RNAPII の分布と mRNA の発現量の関係について解析した。 mRNA の発現量が Ser2 と Ser5 の段階的なリン酸化と強く相関していることを明らかにした。結果、複雑な mRNA 発現制御機構はRNAPII のリン酸化の状態によって3つのカテゴリーに分類可能であることが示された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (9件) 図書 (4件) 備考 (1件)
Nucleic Acids Res
巻: Vol.41、No.1 ページ: 54-62
DOI:10.1093/nar/gks1010
J Neurochem
巻: Vol.125、No.1 ページ: 74-88
DOI:10.1111/jnc.12135
EMBO J
巻: Vol.31、No.13 ページ: 2994-3007
DOI:10.1038/emboj.2012.136
Nat Commun
巻: Vol.3 ページ: 1140
DOI:10.1038/ncomms2132
Biochem Biophys Res Commun
巻: Vol.422、No.4 ページ: 615-620
DOI:10.1016/j.bbrc.2012.05.037
J Cell Physiol
巻: Vol.227、No.4 ページ: 1335-1346
DOI:10.1002/jcp.22845
巻: Vol.226、NO.1 ページ: 86-93
DOI:10.1002/jcp.22308
巻: Vol.226、No.2 ページ: 552-558
DOI:10.1002/jcp.22365
BMC Genomics
巻: Vo.12 ページ: 516
DOI:10.1186/1471-2164-12-516
http://chromatin.med.kyushu-u.ac.jp/