研究課題
挑戦的萌芽研究
真核生物における転写過程において、転写を担うポリメレース(RNAPII)の流れをセルオートマトンで定式化し、流れの動的、熱力学的性質を調べた。その結果、RNAPIIのTSSへの入射のタイミングで表されるRNAPIIの相関、RNAPIIの領域毎の速度差で表されるクロマチン修飾等の経路の途中の障害物の大きさ、さらにはRNAPIIのジャンプ確率で表されるクロマチンのループの3次元空間位置に依存して、転写ファクトリーにおけるRNAPIIの流れの動的、熱力学的性質が大きく変化することをみいだした。
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Phys. Rev.
巻: E86 ページ: 021918
DOI:10.1103/PhysRevE.86.021918
http://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevE.86.021918
Phys. Rev
巻: E 84 ページ: 041922
DOI:10.1103/PhysRevE.84.041922
http://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevE.84.041922
Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (Supplement)
巻: (in press)
http://www.lsbm.org/staff/ihara.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/todai-research/research-news/rnapii-jumps-to-take-a-shortcut/
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/whatsnew/0
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