研究課題
挑戦的萌芽研究
アルツハイマー病患者の神経細胞内で観察される繊維状凝集物の主成分は、過剰なリン酸化を受けたタウタンパク質である。タウ凝集体形成の核となるアミノ酸配列の特定位置をリン酸化したペプチドを系統的に合成し、それらの凝集特性を解析した結果、特定位置のアミノ酸リン酸化が繊維状凝集体形成を促進もしくは阻害することが明らかになった。この結果は、タウのリン酸化の組み合わせによって凝集体形成が促進もしくは阻害される『タウ・リン酸化コード』が存在することを支持する。
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Biochemistry
巻: 51 ページ: 1396-1406
DOI:10.1021/bi201451Z
http://www.iae.kyoto-u.ac.jp/material/a-12_j.html