研究課題
挑戦的萌芽研究
酵素の阻害剤や基質を置換基として導入したフェニル-BODIPYプローブは対応する酵素(炭酸脱水酵素やカナマイシン修飾酵素)に結合する際、プローブの分子内回転が阻害され、蛍光強度が増大する。高蛍光化(蛍光オン化)したプローブにおいて回転が実際に阻害されていることは19F-NMRから実証された。本手法は、小分子の捕捉に関わる広範囲のタンパク質(酵素や受容体)に適用可能であり、その意味で汎用性が高いことが特色であろう。
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Chem. Lett.
巻: 40 ページ: 1275-1277
DOI:10.1246/cl.2011.1275