次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度の研究費の使用は、国際比較の為のトルコの調査と国内の調査が中心となる。 トルコでの調査は、先に述べたように、(1)トルコ人女性だけでなく男性を対象とした聞き取り調査、(2)アンカラ郊外での農村調査が中心となる。(1)のトルコ人男性を対象とした調査では、「交通費(航空運賃) 160,000円 宿泊費 8,000円 ×10日 通訳謝礼 10,000円×7日 計 310,000円」の費用を考えている。(2)の農村での調査は、ゲートキーパーの予定と、ラマザン(断食月)及びシェケル・バイラム(断食月明けの祝日)を避ける必要、さらに農村の繁忙期以外に行う必要から、8月中旬におこなわなければならない可能性が高く、航空賃値が高くなることが推測される。ただし、宿泊代は安価になることも予想されるので、「交通費(航空運賃) 240,000円 宿泊費 5,000円×10日 通訳謝礼 10,000円×7日 計 290,000円」の費用を予定している。 国内の調査では、先の「今後の研究の推進方策」で述べたように、民間の生命保険のエージェントの女性化と比較するために、男性のエージェントが多い簡易保険・農協の保険の調査を、前任地の鹿児島と現任地の名古屋を中心に行う。鹿児島での調査は2回予定しており、1回を「交通費(航空運賃)58,000円、宿泊費 10,000円×3泊」と計算した場合、合計が176,000円となる。また、同じく推進方策で記した北海道での調査は、交通費(航空運賃)68,000円、宿泊費 10,000円×4泊」という計算で、合計108,000円となる。 また、補充図書に80,000円を、「その他」(文具・トナー等の消耗品代など)に36,000円を予定し、以上の合計は、当初予算の700,000円に父の危篤で繰り越した300,000円を加えた本年度分の1000,000円となる。
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