研究課題
挑戦的萌芽研究
1930年代の東京では公的な美術館に加えて、私設の展示空間が拡大した。その背景には美術の専門学校の増加、美術ジャーナリズムの充実などがあったが、とりわけ銀座を中心にした画廊が急進的な表現を求める青年美術家のグループ活動を支えることになった。ソウルにおいても、この時代には、現在もその建築の一部が現存する三越デパートの画廊など、私設の展示空間が充実した。戦時下であったが、こうした現象が戦後の美術活動の苗床となったといえる。
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美術運動史研究会ニュース
巻: 140 ページ: 1-5
近代画説
巻: 20 ページ: 56-70