研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は「自然」「環境」「風景」といった基本概念を分析哲学の方法を用いて精査した上で、これらの基本概念を自然美、風景、廃墟、人造自然、われわれの内なる自然をテーマとするアブジェクト・アート、環境アート(エコ・アート)といった具体的な美的現象や美的経験、また現代アートの記述・分析に適用することで、近代美学や現代の環境美学がまだ十分に解明するにはいたらない上記の問題群を解明することをめざした。その成果は、平成23年11月に出版された単著『プラスチックの木でなにが悪いのか-環境美学入門』(勁草書房)のかたちで公開された。
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美学芸術学研究29
ページ: 85-116
JTLA(Journal of the Faculty of Letters. The University of Tokyo. Aesthetics)
巻: vol.35 ページ: 13-25