研究課題/領域番号 |
23652043
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
|
研究機関 | 昭和音楽大学短期大学部 (2013) 昭和音楽大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
糟谷 里美 昭和音楽大学短期大学部, その他部局等, 講師 (70266245)
|
研究分担者 |
川染 雅嗣 昭和音楽大学, 音楽学部, 教授 (10204728)
鈴木 二美枝 昭和音楽大学, 短期大学部音楽科, 准教授 (40442123)
高橋 健一郎 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (80364206)
豊住 竜志 昭和音楽大学, 音楽学部, 准教授 (20227656)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | バレエ / 音楽と舞踊 / フォーキン / エジプトの夜 / レ・シルフィード / バレエ・リュス |
研究概要 |
本研究は、20世紀初頭にバレエにおける音楽と舞踊の関係性に新機軸を拓いたと考えられるバレエ・リュスの作品等に注目し、実践的検証を含みつつ多角的に音楽と舞踊の関係性について検討した。 フォーキン振付の《エジプトの夜》(1908)と《レ・シルフィード》(1909)を検証した結果、《エジプトの夜》ではバレエ音楽《エジプトの夜》を用いたことにより、振付演出が容易に行われたことが示唆された。一方、《レ・シルフィード》ではバレエ音楽ではない19世紀ロマン主義音楽を用いたが、人間の身体運動に配慮した演奏と演奏者の意図を考慮した振付が行われることにより、音楽と舞踊が相互に影響し合う関係性が見られた。
|