• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実施状況報告書

拍長のゆれのパラメータ解析と日本語音声リズムの日本語らしさ評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23652120
研究機関熊本県立大学

研究代表者

馬場 良二  熊本県立大学, 文学部, 教授 (30218672)

研究分担者 貞廣 泰造  津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00280454)
大庭 理恵子  熊本県立大学, 文学部, 講師 (80618009)
キーワード日本語音声 / 拍の長さ / 北風と太陽 / 日本語学習者 / 失語症者 / 熊本方言話者 / 言語治療
研究概要

熊本方言話者10名、熊本方言話者でない日本語母語話者10名、中国語話者、韓国語話者、英語話者の日本語学習者、各5名の音声は昨年度に録音した。これらの音声を音声分析機にかけ、それぞれの母音、子音の長さを計測している。長さ計測の基準の精緻化に手間取り、完全には終わっていない。しかし、熊本方言話者、共通語話者、中国語話者の音声における母音長、子音長、そこから計算される、拍長、モジュール長について、考察を始めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

多くのサンプルを分析、母音長、子音長を計測しなくてはならないので、音長の計測の精緻化が必要である。その基準作りに手間取った。

今後の研究の推進方策

まず、熊本方言話者、東京方言話者、中国語話者の音声における、拍長、モジュール長、さらに、母音長、子音長を統計学的な手法を用いて分析し、各母語による母音長、子音長、拍長、モジュール長の特徴を探る。そののち、韓国語話者、英語話者の音声も分析に加えていく。
今年度は、失語症者の音読音声の録音に取り組む。

次年度の研究費の使用計画

該当なし。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 発語失行者の発話分析とその発話方略2013

    • 著者名/発表者名
      馬場良二、橋本幸成、大山浩美
    • 雑誌名

      熊本県立大学文学部紀要

      巻: 19 ページ: 23-43

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi