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2013 年度 実績報告書

コンピュータをベースとした音声反応形式ストループテストの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23652129
研究機関山形大学

研究代表者

石崎 貴士  山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (20323181)

研究分担者 中西 達也  山形大学, 教育文化学部, 教授 (10217771)
キーワード第二言語習得理論 / ストループテスト / 音声反応形式 / システム構築
研究概要

本研究は、コンピュータによる刺激の提示と音声による反応の記録を一元化したシステム上で実施するストループテストを開発し、このテストを活用して実際に日本人大学生を対象とした言語間でのストループ効果を比較する実験を実施して、第2言語における修得度とストループ効果との関係を検証することを目的としている。システムのベースとなるアルゴリズムについては認知心理実験のプログラミングを支援するソフトウェアを活用することで対応できたため、刺激提示用の大型ディスプレイを備えたストループテストのためのシステム環境は、すでに昨年度に完成していた。(本実験で使用する日本語漢字版・日本語平仮名版・英語版のストループテストと英語の修得度を診断するための英語リスニングテストの各マテリアルについては、これまでの予備実験で使用していたものを流用した。)しかしながら、本実験の参加者数が昨年度中に目標の30名にまで達していなかったため、本実験の実施期間を本年度初頭まで延長することにした。5月には実験参加者数が目標人数に到達したので、そこから実験データの集計作業を行い、その後、統計処理ソフトを用いての分析作業を実施した。これらの作業が順調に進んだため、8月には全国英語教育学会の大会でそれまでの経過を発表することができた。その後、この発表での反応を踏まえつつ研究の成果を論文にまとめ、年明けの1月に学会誌(東北英語教育学会研究紀要)へ投稿し、査読を経て掲載論文として採用された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 第二言語(英語)におけるストループ効果:母語(日本語)の書記体系との関連から2014

    • 著者名/発表者名
      石崎 貴士、中西 達也
    • 雑誌名

      東北英語教育学会研究紀要

      巻: 34 ページ: 1-11

    • 査読あり
  • [学会発表] 英語(第二言語)におけるストループ効果:日本語(母語)の表記方法からの考察

    • 著者名/発表者名
      石崎 貴士、中西 達也
    • 学会等名
      全国英語教育学会
    • 発表場所
      北星学園大学(北海道札幌市)

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公開日: 2015-05-28  

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