平成26年度は、平成25年度に積み残した第二次作業仮説的改良を施した学習プログラムとLMSを、実際のeラーニングを活用した英語授業で再試行し、平成23年度および平成24年度の結果と比較分析を行い、その有効性を再検証した。また、学習履歴データの提示と自律的学習の関係について、学習者の属性による内的処理の違いも含めて検討した。その結果、相対的に英語力の高い学習者や英語学習に対する意識や意欲の高い学習者については、学習履歴データの提示はある程度有効であり、自律的学習行動を促す一助となっているのではないかと推察されたが、一方、相対的に英語力が低い学習者や英語学習に対する意識や意欲が低い学習者については、学習履歴データの提示が自律的学習行動とさほど結びついているような傾向は見られなかった。
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