研究課題
挑戦的萌芽研究
本プロジェクトは、1920年代から第二次世界大戦終戦にかけ、米軍(陸軍と海軍)の上層部はいかに「黄禍論」を受け止めたのかについて、一次史料の収集・分析を通じて、米軍上層部における人種差別論に着目した。今までの分析より、第二次世界大戦中、「黄禍論」は米軍上層部の戦略制定や戦術策定に与えた影響が少なかった。この分析結果は、従来の一般論として第二次世界大戦または日米間の太平洋戦争の背景に「黄禍論」が大きいといった説を反論した。
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Pacific Historical Review特集
巻: (頁数未定)
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