1)学生アルバイトにより電子化済みの地図・画像データの加工・貼り合わせ等の作業を行い,地図画像アーカイブのコンテンツを充実させた。 2)アーカイブとその3次元計測機能を現実社会で活用するのにさしあたり必要と考えられる次の研究と実験を進めた。2-1)精度検定実験により,基準点の位置情報は現在の計測データ等を用いる便宜的方法をもっても旧い空中写真から高精度の位置計測(再計測)ができることを確認し,境界画定・境界紛争解決など土地調査分野への活用可能性を確かめた。2-2)ただしその技術活用には法的課題があること(いわば「法改正が技術発展に追いついていない」という課題)も確認し,地籍制度の国際比較という新たな作業に着手した。 3)学会等での研究成果の発表・発信とその準備を行った。
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