研究課題
挑戦的萌芽研究
近年、パキスタンでは、カシミール大地震(2005年)や大規模な洪水(2010年)が相次ぎ、大きな被害がもたらされた。これらの災害時に、パキスタンの多くのNGOが、国外の諸機関とも連携し、さまざまな支援活動を実施した。本研究では、パキスタン社会において、その存在意義を増しているNGOの平常時における活動、ならびに大規模災害の発生に際しての緊急支援活動について調査を行った。異文化理解という視点から、NGO活動の宗教的基盤(イスラームの価値観)についても聞き取りを行い、明らかにした。
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アジア文化研究所研究年報
巻: 47 ページ: 116-124
http://www2.toyo.ac.jp/~nejima/