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2012 年度 実施状況報告書

技術標準における特許権の行使

研究課題

研究課題/領域番号 23653029
研究機関筑波大学

研究代表者

潮海 久雄  筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (80304567)

キーワード特許権 / 技術標準 / 独占禁止法
研究概要

欧州の弁護士事務所、マックスプランク知的財産法研究所、ケンブリッジ大学での学会出席や聞き取り調査により、その後欧州で現在問題となっている裁判例およびEC委員会の決定について調査した。
国内での国際シンポジウム等でアメリカ法についても情報を収集した。
わが国でも、特許権の権利濫用と判示する東京地裁判決がだされており、その理論的解明についても検討をおこなっている。
資料収集についても順調におこなっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

引き続き、欧州の知的財産法、独占禁止法、および、法と経済学やイノベーションとの関連を検討する。
今後の裁判例や解決に向けた動向に着目しつつ、資料収集、分析をおこなう予定である。

今後の研究の推進方策

引き続き、欧州の知的財産法、独占禁止法、および、法と経済学やイノベーションとの関連を検討する。基本的骨子は固まりつつあり、わが国等でも事例がではじめているため、できるだけ速やかに成果を公表して、批判やコメント等を仰ぎたい。
前提となる問題点が多いものの、何らかの方向で成果を公表したい。
前提となる問題点を解決するため、引き続き、欧米の知的財産法、独占禁止法、および、法と経済学やイノベーションとの関連を検討する。

次年度の研究費の使用計画

今後の裁判例や解決に向けた動向に着目しつつ、情報収集、分析の検証のための聞き取り調査、国際会議の出席および資料収集に、研究費を使用する予定である。

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公開日: 2014-07-24  

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