研究課題
挑戦的萌芽研究
標準必須特許権の行使(差止請求、損害賠償請求)について、比較法的考察(EU、アメリカ)を中心に、標準の社会での役割、問題点について調査した。わが国の東京地判平成25年2月28日判決、知的財産高等裁判所の大合議判決(知財高判平成26年5月16日〔サムソン標準必須特許事件〕)を分析し、比較法上の相違点、共通点を検討し、問題点を抽出した。その上で、契約法(FRAND宣言の法的性質)、特許法(特許権の救済)および独占禁止法の視点から考察した。
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ジュリスト
巻: 1453 ページ: 264-266