研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、特許権付与過程たる特許出願審査プロセスに競争政策を指向した評価概念を織り込ませて再構成をすることの理論的可能性の追求を主目的とする。本研究の結論として、特許権付与に伴う市場競争への影響を出願審査に反映すること自体の理論的可能性は肯定できるものの、あくまで立法論であること、調査審査の履行に膨大な行政コストが発生しうること、出願審査段階での市場への影響把握に相当の困難が伴うこと、が明らかとなった。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)
知財研フォーラム
巻: 90 ページ: 27-37