研究課題
挑戦的萌芽研究
現代民主主義は、単位とメンバーシップの双方において、民主主義の規範理論にとって想定外の条件のもとで機能している。すなわち、国家・自治体・超国家組織などの単位が相互に入り組んだところで、専門家や利益集団といった有権者以外のメンバーによって諸政策は決定されている。こうした政策決定を議会主権から正統化することは、もはや困難である。それでは、現代民主主義における政策決定の正統性はどこに求められうるのか。本研究は民主主義の規範理論の更新にむけて、論点の整理をおこなっている。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
『社会文化研究』 (社会文化学会年報)
巻: 第一六号 ページ: 93-118