研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、人間本性に基づいた効用理論の導出という課題の下、「現在を重視する」、「相対的地位を気にする」といった人間の性向を生物学的に基礎付けた。またそれらの性向を経済学の効用概念に導入することによって、出生転換といった人口経済学的現象を説明できることを示した。その上で、生物学と経済学のモデルの類似性に着目して比較検討を行い、生物学的と整合的な経済学モデルの有り方を提示した。この結果は、生物学に基づいて効用理論を再構築できる可能性を示している。
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明海大学大学院紀要
巻: vol.4
Theoretical Economics Letters
巻: vol.3 ページ: 18-25
10.4236/tel.2013.35A3003
Journal of Behavioral Economics and Finance
巻: vol.5 ページ: 288-291
10.11167/jbef.5.288
https://sites.google.com/site/kageyamajunji/