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2011 年度 実施状況報告書

モバイル・コンテンツ・ビジネスの先端事例研究

研究課題

研究課題/領域番号 23653102
研究機関東京理科大学

研究代表者

東邦 仁虎  東京理科大学, 経営学部, 教授 (60156560)

研究分担者 木暮 祐一  武蔵野学院大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (20565303)
工藤 秀雄  東京理科大学, 経営学部, 助教 (10579767)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード事実解明研究
研究概要

平成23年度では、実際のユーザーがモバイル機器やコンテンツに対し、どのような利用を行っているか、どのような機能やサービスを求めているかについて調査・分析を行った。具体的には、iPhone、アンドロイド、フィーチャフォンのユーザー1,000名を対象に、アンケート調査したデータを元に、分散分析、多重比較分析、カイ二乗分析を実施した。 分析で問いとしたのは、「スマートフォンへ移行したモバイルユーザーは、フィーチャフォンを利用し続けているユーザーと比較して、利用するコンテンツの種類、有料・無料サービスの選好、モバイル機器の機能への選好、料金徴収方法への選考等が異なるか否か」というものである。 分析の結果、(1)アンドロイドユーザーは、フィーチャーフォンに従来よりあった機能を続けて求めている点、(2)iPhoneユーザーが高品質な有料コンテンツを求めている点、(3)スマートフォンユーザーは、総じてフィーチャフォンユーザー以上にコンテンツ市場の利用・アクセスを行っていることが明らかになった。以上が研究の成果である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ユーザー調査を実施し、研究成果として学会発表を行い、同時に査読論文も投稿中であるため。出版社と協議し、現在、本研究に関連した著書を出版予定であるため。

今後の研究の推進方策

モバイルユーザーに対し、既に行ったユーザー調査に加え、さらに新たな調査を実し、分析、論文執筆する予定である。

次年度の研究費の使用計画

昨年度末、海外より5名の研究者を東京理科大学へ招へいした。研究者は米、欧、韓の大学に所属しており、いずれもこれまでに顕著な実績をあげている。同研究会では、これら研究者の研究成果を日本語に翻訳し、出版することを本研究の代表者、5名の海外研究者、出版社との間で合意した。次年度は出版に関わる諸経費について、研究費を使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] スマートフォン移行に伴うユーザーの要求機能、利用コンテンツの変化: iPhone,アンドロイド、フィーチャーフォンのユーザー調査を通じて2012

    • 著者名/発表者名
      金城敬太, 東邦仁虎,工藤秀雄
    • 学会等名
      モバイル学会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2012 – 316

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公開日: 2013-07-10  

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