研究課題
挑戦的萌芽研究
過疎地域を中心として地勢等の異なる地域コミュニティを対象として、防災ワークショップを3件開催し、自主防災組織と行政からの聞き取りを各3件実施した。地域毎の防災意識の特徴としては、海岸部については津波被害に対する危機感が極めて強く、逆に地震動に対する住民の意識がやや低いという傾向が顕著であった。山間部においては、土砂災害や集落の孤立に対する意識が強く、地震動に対する意識もどちらかと言えば高いという傾向が顕著であった。津波の浸水予想区域外の平野部(都市郊外)においては、危機意識が薄い傾向が見て取れる。以上の様な内容につき、報告書を印刷予定である他、ワークショップの概略をまとめた論文を刊行した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件)
高知大学教育研究部総合科学系地域協働教育学部門研究論文集『Collaboration』
巻: Vol.3 ページ: 72(27)-61(38)