「日本人」イメージについてのインターネット調査を実施した。主要な調査項目として、日本人の条件となりうる条件を組み合わせたヴィネット形式の質問を採用した。 調査結果の分析より、社会的に共有される日本人イメージを、ブール代数分析によって析出した。さらに、それぞれの回答者がもつ日本人イメージを析出した。その結果、女性に比べて男性が、また教育レベルが高い方が、さらに地域外国人認知が高い方が国籍を主体とするイメージを持ちやすいこと、逆に、20歳代よりも年代が高い方が、また地域外国人認知が低い方が血統を主体とするイメージを持ちやすいことが分かった。
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