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2013 年度 実績報告書

ミリタリーソーシャルワークにおけるDeploymentサポートプログラムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 23653164
研究機関鹿児島国際大学

研究代表者

田中 顕悟  鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 講師 (30340368)

キーワードMilitary Social Work / Deployment / Re-Integration / Military Famiy
研究概要

① 2013 Military Social Work Conference(テキサス大学) への参加及び最新の情報収集、② ①及びこれまで整理・集約した事項に基づき、Military Cultureの視点を基底にしたDeployment Cycle Suuportのプログラムについて考察、をすすめた。詳細としては、①への参加に伴い、アメリカにおけるMilitary Social Workの現状、専門職養成に関する最新の情報を得、さらにDeployment Cycleに関する複数のモデルの特徴について理解を深めた。それにより、②として、Deployment Cycleの渦中で生活を営むService MembersとMilitary Familyは、Deployment Cycle(4~7段階)の各段階において直面する可能性の高い生活課題について事前に知識を習得することが望ましく、彼らの生活支援(Deployment Cycle Support)に関わる専門職についても、Military という環境及び業務に関連する生活課題についての知識と、それらに対する支援技術の習得が必要と考えられる。
よって、我が国の自衛隊においてもその組織環境ならびに業務形態に応じて、平時からDeploymentに関連した隊員・家族への予防的支援活動が必要と考えられる。現在、自衛隊には臨床心理士ならびに部内相談員等が配置・活動がすすめられており、今後必要と考えられるDeployment Cycle Supportの一環としての、より現実的なソーシャルワークの視点に基づく活動としては、Military Social Workの視点・知識・支援技術に関するコンサルテーション活動と、隊員およびその家族へのDeployment Cycle Supportの視点を基底とした情報提供システムの構築と考えられる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Military Social Workerの養成課程とMilitary Cultureに関する一考察2013

    • 著者名/発表者名
      田中顕悟
    • 雑誌名

      鹿児島国際大学福祉社会学部論集

      巻: 32-2 ページ: 43-52

  • [雑誌論文] Military Social WorkにおけるDeployment Cycle Supportに関する一考察(その1)2013

    • 著者名/発表者名
      田中顕悟
    • 雑誌名

      鹿児島国際大学福祉社会学部論集

      巻: 32-3 ページ: 105-114

  • [雑誌論文] Military Social WorkにおけるDeployment Cycle Supportに関する一考察(その2)2013

    • 著者名/発表者名
      田中顕悟
    • 雑誌名

      鹿児島国際大学福祉社会学部論集

      巻: 32-4 ページ: 87-96

  • [学会発表] Military Social WorkにおけるMilitary Cultureへの理解の必要性に関する一考察2013

    • 著者名/発表者名
      田中顕悟
    • 学会等名
      第26回日本保健福祉学会学術集会
    • 発表場所
      北九州市ウェルとばた(福岡県北九州市戸畑区)
    • 年月日
      20131201-20131201

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公開日: 2015-05-28  

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