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2014 年度 研究成果報告書

グローバル化とIT革命がもたらす異文化体験の変容:アジア系医療従事者の事例

研究課題

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研究課題/領域番号 23653172
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 社会心理学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

宮本 節子  兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (60305688)

研究分担者 浅井 亜紀子  桜美林大学, リベラルアーツ学群, 准教授 (10369457)
連携研究者 箕浦 康子  お茶の水女子大学, 名誉教授 (20135924)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード文化接触 / 看護師 / 介護士 / 青年期 / インドネシア
研究成果の概要

本研究では、ICTがEPA医療従事者の異文化体験をどう変容させたかを調べた。対象者は、看護師候補47名、介護福祉士候補57名、うち14名はインドネシアで会った帰国者である。面接では、仕事中及び仕事外での困難・喜び、勤務先での仕事や国家試験にむけての研修、家族やEPA仲間との関係性を尋ねた。
候補者は、勤務中は日本語を使い、勤務時間外では毎日ICTを使って母語で家族や仲間とコミュニケーションをとり、異国生活のストレスを緩和していた。また、EPAの日本側の政策意図に反して、国家試験に合格しても43%が3年以内に帰国していた。ICTにより大きく変容した文化接触の新たな理論が必要性である。

自由記述の分野

社会心理学

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公開日: 2016-06-03  

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