研究課題/領域番号 |
23653180
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
松本 敏治 弘前大学, 教育学部, 教授 (50199882)
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研究協力者 |
崎原 秀樹 鹿児島国際大学, 社会福祉学科, 准教授
佐藤 和之 弘前大学, 人文学部, 教授
菊地 一文 青森県教育庁, 学校教育課, 指導主事
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 自閉症スペクトラム / 方言 / 社会・認知的スキル / 方言の社会的機能 |
研究概要 |
自閉症の方言使用について全国の特別支援教育教員に対して質問紙調査を行った。自閉症スペクトラム(ASD)・知的障害(ID)・地域の子ども(典型発達:TD)の方言使用について回答を求めたところ、調査したすべての地域でASDの方言使用はIDおよびTDに比べ少ないという評定が得られた。高知においては特別支援学校児童生徒の方言語彙使用について調査した。非ASDに比べASDの方言語彙使用が少ないという結果が得られた。これらの結果をもとに、ASDの方言不使用という現象について理論的検討を加えた。ASDの意図理解の不全が自然言語(方言)の習得および使用に影響を及ぼしている可能性が示唆された。
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