研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は,母語や作動記憶の発達段階にある児童が,日本語の文章を一定期間シャドーイングすることにより,言語的コミュニケーション能力が向上するかどうかを検討することであった。小学4年生~6年生の児童を対象として,5つの実験授業と1つの実験を行った結果,(a)シャドーイング練習が音韻的短期記憶スパンを伸ばし,日本語の聴解,発話,読解を促進すること,(b)シャドーイングに基づく「記憶を伴う視写」が日本語の作文を促進すること,が分かった。
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http://home.hiroshima-u.ac.jp/nmatsu