研究課題
挑戦的萌芽研究
自律神経系活動や脳血流量により,重症心身障害児(者)の客観的な QOL 評価の可能性を検討することを目的とした。重症心身障害児(者)は,体位変換のように大きな身体動作を伴うケアでは交感神経系活動が活性化し,副交感神経系活動が低下し,負荷になっていることがわかった。また,甘い味覚刺激(ブドウ糖)には前頭部領域の脳血流量が増加し,塩辛い味覚刺激 (生理食塩水) には減少することが示された。このことより,重症心身障害児(者)の快・不快は,生理指標により客観的に評価可能であることが示された。
すべて 2012 2011
すべて 学会発表 (2件)