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2013 年度 実績報告書

姿勢が触定位に及ぼす影響:姿勢による身体像の変化

研究課題

研究課題/領域番号 23653222
研究機関東京海洋大学

研究代表者

下野 孝一  東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (70202116)

研究分担者 江草 浩幸  相愛大学, その他部局等, 教授 (90168774)
キーワード姿勢 / 身体像 / 触定位 / 触錯誤
研究概要

本年度は、共同研究者の指摘をうけ、さらなるコントロール実験を行い、またその結果と本実験の成果を踏まえ、論文の作成をおこなった。コントロール実験を行ったのは、われわれの実験の場合、被験者が研究者の意図を読み取り、そのことが結果に反映したという解釈を完全には否定しきれなかったためである。実験では、13人の被験者に対して、本実験と類似の教示で、窮屈ではないいくつかの異なる姿勢で、頬に触っているのが、手なのか足なのかの確信度を聞いた。その結果、本実験に見られるような結果は得られず、姿勢が確信度に影響しなかった。このような研究成果を踏まえわれわれは論文を作成し、ほほ完成した。論文はPerception誌に投稿予定である。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 視方向研究の最近の動向2013

    • 著者名/発表者名
      草野 勉・下野孝一
    • 雑誌名

      心理学評論

      巻: 56 ページ: 392-413

    • 査読あり
  • [学会発表] 触定位錯誤:頬に触っているのは手それとも足?2014

    • 著者名/発表者名
      下野孝一、江草浩幸、東山篤規
    • 学会等名
      知覚コロキウム
    • 発表場所
      愛知県知多郡東浦町
    • 年月日
      20140327-20140329
  • [学会発表] 多重立体透明視における奥行き減少現象への相互相関モデルの適用2014

    • 著者名/発表者名
      相田紗織、草野勉、下野孝一
    • 学会等名
      知覚コロキウム
    • 発表場所
      愛知県知多郡東浦町
    • 年月日
      20140327-20140329
  • [学会発表] 網膜偏心度と位置の視力との関係を規定する要因の検討2014

    • 著者名/発表者名
      草野勉・相田紗織・下野孝一
    • 学会等名
      知覚コロキウム
    • 発表場所
      愛知県知多郡東浦町
    • 年月日
      20140327-20140329
  • [学会発表] 操船シミュレータ画像観察時の視覚的注意―2重課題と振動の影響2013

    • 著者名/発表者名
      渡辺佳奈・草野勉・相田紗織・榧野純・下野孝一
    • 学会等名
      日本視覚学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      20130724-20130726
  • [学会発表] 3次元における数の課題推定現象:前面と高麺の構成要素数の効果2013

    • 著者名/発表者名
      相田紗織・草野勉・下野孝一
    • 学会等名
      日本視覚学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      20130724-20130726
  • [学会発表] 背景面の傾きによる両眼視方向の偏位効果2013

    • 著者名/発表者名
      草野勉・相田紗織・下野孝一
    • 学会等名
      日本視覚学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2013-07-25
  • [備考] 東京海洋大学 産学・地域連携推進機構 研究者総覧データベース

    • URL

      http://olcr.kaiyodai.ac.jp/db/profile.php?yomi=SHIMONO,Koichi

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公開日: 2015-05-28  

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