研究課題
挑戦的萌芽研究
聴覚と視覚とにおける時間知覚がどのように関係付けられるかを研究すべく、聴覚に関して1秒未満の時間間隔に確立されている充実時間の錯覚が、視覚でも成立つかどうか実験した。ランダムドット図形を適宜呈示するような刺激パターンを用いた実験により、視覚でも短い時間間隔について錯覚の生ずることが確かめられた。短音によって区切られた隣接する二つの時間間隔の等・不等の知覚され方ついて、脳科学と精神物理学とを統合する立場で検討を加えた。また、日本語・英語・中国語圏における乳幼児音声のリズムを分析し比較した。さらに、英語による音声コミュニケーションに関して、聴覚と視覚との双方にまたがる分析を始めたところである。
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